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ロックの部屋

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Simple Minds

Sparkle In The Rain

シンプル・マインズ、特別のめり込んで聴いていたわけじゃないけど、このバンドの音は好きでした。スコットランド独特の神秘性と叙情性を持ち合わせていたサウンド。風景模写はお得意のもので、とりわけ雨の表現が上手だった。その最たるものが「WATERFRONT」という曲。

映画『ブレックファースト・クラブ』のオリジナル・サウンド・トラックに「ドント・ユー」が採用され大ヒットたこともあって、アメリカでも成功をおさめ、日本でもこの曲で彼らを知った人は多くいると思う。

私もその1人で、日本ではこの曲を含む4曲入りのミニアルバムが発売されていました。
その中に収められていた「WATERFRONT」、12インチヴァージョンなので、音も良くスケールが感じられる素晴らしい曲でした。

雨というよりは、嵐だろうか、激しい雨音を表現するリズム音、言葉で表現すると「ズンチャズンチャバシャバシャ」ギターも、大地をたたきつけるように感じとれる奏法。
♪Come in come out of the rain  Said  come in, come out of the rain♪  

「ドント・ユー」にも雨がでてきます。
♪Rain keeps falling  Rain keeps falling down  down  down♪というくだりです。

「ドント・ユー」にも通常ヴァージョンとフル・ヴァージョンがあります。放送で流れていたのは通常ヴァージョンだと思うけど、フル・ヴァージョンのほうがスケール感があってずっと良いです。

シンセサイザーやメロトロン等の楽器で神秘的なイメージを想像するのは比較的ありがちだと思うけど、シンプル・マインズのようなアプローチはより新鮮で気持ちよく聴けます。




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